ここでは各球団が構築している2020年型新打線をチェックしていこう。3月に入り、打線が固まりつつあるところから、試行錯誤を繰り返すところまで状況はさまざま。本誌が命名した看板名も含め、最も目を引くのはどのチームだろうか。 ※原稿や選手の情報は3月1日現在。攻撃力は各項目5点満点でA~C評価 チーム打率、総得点数とも昨季リーグ最下位。浮上への明確な課題が得点力アップも、
ジョーンズが加わった一方、
ロメロが退団して戦力値はほぼ±ゼロ。戦力上積みの“バージョンアップ”ではなく、既存選手の技量向上を図った“アップデート”で猛牛打線の復活を期す。
今季の新打線の売りは、三番・吉田正、四番・ジョーンズ、五番・モヤの中軸だ。だからこそ福田、中川の一、二番コンビが果たす役割は大きくなる。昨季リーグ2位タイの30盗塁を記録した福田が、目標の「出塁率4割」を果たせば、さらに機動力を使えるだけでなく、二番・中川が右方向への軽打にパンチ力も秘めるとあって攻撃バリエーションは増えていく。彼らの働きが、得点力向上には欠かせない。
一方、隠れたキーマンが・・・
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