NPBスカウトの活動に休息の二文字はない。10月11日、2021年のドラフト会議が終われば、22年へのスタートを意味する。“対象選手”は将来を決める1年を控え、より自覚を持ってプレーするはず。ここでは東京六大学と東都大学を紹介する。 ※数字は10月3日現在 
山田健太(やまだ・けんた)[立大/内野手]
2000年7月19日生まれ。183cm87kg。右投右打。大阪桐蔭高[大阪]
東京六大学
2022年の東京六大学は、好打者が神宮を盛り上げていきそうだ。現役最多58安打を放っているのは立大・山田健太である。大阪桐蔭高では
藤原恭大(現
ロッテ)、
根尾昂(現
中日)、
中川卓也(早大)と強力打線を組んで、史上初となる2度目の甲子園春夏連覇を達成。立大でも1年春に打率.375、2本塁打、7打点と派手なデビューを飾ると、同秋にはベストナイン(一塁手)を受賞。2年春から4季連続でアーチを放ち、通算7本塁打と「打てる二塁手」は大阪桐蔭高の先輩・
浅村栄斗(現
楽天)に憧(あこが)れる。

下山悠介(しもやま・ゆうすけ)[慶大/内野手]
2000年4月8日生まれ。176cm81kg。右投左打。慶應義塾高[神奈川]
山田と同じく、1年秋にベストナイン(三塁手)を受賞した慶大・下山悠介はミートに長けた左の安打製造機だ。慶應義塾高では主将として3年春夏の甲子園に出場。今年6月には、1学年上の
正木智也とクリーンアップを組んで、34年ぶりの全日本大学選手権優勝に貢献している。
早大・
蛭間拓哉は・・・
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