2021年、日本の正力松太郎特別賞を入れ、日米合わせて12のタイトルや賞を獲得。今年の流行語大賞(リアル二刀流/ショータイム)と話題をさらったエンゼルスの大谷翔平。リーグ3位の46本塁打に投げては9勝を挙げる異次元の活躍を見せた。さて、2022年の大谷は21年以上の活躍を見せるのか──。本人の言葉から、読み取っていこう。 
2021年、打者としては常にチームの中心に座り46本塁打100打点の数字を残した
【2021年成績】 投手成績 23試合9勝2敗、130回1/3、156振、防御率3.18
打者成績 155試合138安46本100点26盗、打率.257
22年度版ピッチングはもっと良くなる
イチロー氏(元マリナーズほか)が自身の引退会見で語った言葉以上のことが起こるかもしれない。「1年ごとに投打をやれば、サイ・ヤング賞と本塁打王を狙えるんじゃないか」。当時は納得する言葉であったが、2021年の大谷翔平の活躍を見れば、いつの日か、同時に輝かしい賞とタイトルを獲得するのも可能ではないか、と思わせる。
「バッティングもそうですけど、特に
ピッチングは、イニング数はまだそこまで多くはないので、数を増やしていけたらもっともっと高いレベルで数字も残るのではないかと思っています」
ピッチングに関しては、21年はリハビリも兼ねていた。「イニング数、試合数がこなせたというのが一番体感してよかったと思うんですけど、その中で感じた
患部や体のなじみだというのは、後半戦に進むにつれてどんどん良くなってきていた」と大谷自身が言うように・・・
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