年の瀬を迎えたところで少々気が早いようだが、本誌恒例の12球団“最速”戦力分析をお届けする。ミスター・ドラゴンズの指揮官就任、日本ハムにBIGBOSS誕生などなど……話題には事欠かない野球界だが、その勢力図に変動はあるのか。各球団の戦力を読み解いていこう。 ※情報はすべて12月12日現在。総合力は2022年の評価(A〜E)。選手の年齢は2022年の満年齢。 
カギを握る四番・山川の復活。「とんでもない数字を残す」と本人も燃えている
42年ぶりの最下位に終わった今季、その要因の一つは得点力の低下だ。リーグ1位の756得点をたたき出して連覇を決めた2019年から20年はリーグ4位の479得点、そして今季は同5位の521得点に。開幕序盤から主力野手にケガ人が続出した影響はあったが、例えば
山川穂高は5月上旬に復帰後、状態が上がらず得点圏打率はわずか.172に終わった。来季、山川が復活し、四番を全うすることが逆襲の条件だ。
打線強化の一環として新外国人の
オグレディを獲得。「タイプ的には中距離ヒッターだが、一発の魅力もある」(
渡辺久信GM)という左のスラッガーにはクリーンアップの一角として期待がかかる。外国人打者はさらに獲得予定だ。楽しみなのは・・・
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