
前半戦離脱のエース・千賀。意地を見せて最終戦で6年連続となる2ケタ勝利を達成
投手力 PITCHING REVIEW
ケガ人の影響が色濃く出た。特に前半戦は、開幕に出遅れていたエース・
千賀滉大が今季初登板のマウンドで左足首のじん帯を損傷。抑えの
森唯斗が痛めた左ヒジの手術に踏み切れば、セットアッパーのL.
モイネロは東京五輪予選参加のためチームを離れるなど、各ポジションを支える中心核がことごとくいなくなり、まさに“満身創痍”。
苦しい状況下で光ったのは新助っ人右腕の活躍だ。
N.マルティネスは、合流した5月から快進撃を見せ月間4勝1敗、防御率は1.97。勝ち頭としてチームをけん引した。リリーフ陣も人員を入れ替え、
泉圭輔や
津森宥紀ら若手が経験を積んだ。
後半戦はスタートから千賀を中心に先発陣が試合をつくるケースも多かった一方、チームの強みだったリリーフ陣は帰ってきた森が万全とは言えないなど、安定感を取り戻すには至らず。大事な場面を任された若手がもろさを露呈するシーンも目立ったが・・・
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