ここからは各球団のルーキーたちの現在地を確認していこう。まだ序盤戦だが誰がチームの新たな力になっていくのか。 ※各球団の表は支配下のみ、丸数字はドラフト順位 【中日・阪神・DeNA】はこちら 巨人・先発ローテと抑えを担う2人の大器
台所事情の苦しかった投手陣の救世主となったのが2人の新人右腕だ。まずはドライチの
大勢。昨季の抑えであるT.
ビエイラの調子が一向に上がらず、開幕直前になってクローザーに抜てき。ピンチを招いても同点までは許さない強心臓ぶりを発揮して、開幕戦を含め7戦連続セーブ。4月9日の
ヤクルト戦(東京ドーム)では同点の延長10回にマウンドへ上がると3人でピシャリ。
立岡宗一郎のサヨナラ弾を呼び込んで初勝利をマークしている。
新人ゆえ3連投は避ける起用となっているものの、T.ビエイラ、
ルビー・デラロサが絶不調で
山口俊を中継ぎに回すなど、リリーフ陣がスクランブルを強いられる中、「大勢につなぐ」という着地点が明確なことの意味は大きい。逆算での投手起用が成り立っている。
開幕時点で一軍登板がなかった3人の投手がローテ入りした先発陣。未知数ゆえ下馬評が低かったにもかかわらず開幕ダッシュに成功した一因は、その3人がそろって役割を果たしたからだ。中でもドラフト3位・赤星優志は・・・
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