2021年、「系列校対決」が立て続けに実現した。まずは春のセンバツ1回戦の東海大相模高(神奈川)対東海大甲府高(山梨)。そして夏の選手権大会決勝の智弁和歌山高(和歌山)対智弁学園高(奈良)だ。左右の袖を見れば一目瞭然ではあるのだが……。ここでは両者の違いについて探ってみる。 智弁和歌山高(和歌山) 対 智弁学園高(奈良)

打球を処理する一塁手と走者が接近[2021年夏]
夏の甲子園での「智弁対決」は2002年の3回戦以来、19年ぶりの出来事となった。このときは智弁和歌山高が勝利。決勝での対決はもちろん、史上初である。試合を裁く審判員でさえ混乱しそうなほど酷似する両者のユニフォームだが、明確な違いは左胸の「辯」の字。和歌山は縦横比が同じで正方形に近いが、奈良のほうは中央に凝縮されているイメージで、少々縦長に見える。
そして、玄人の「智弁マニア」になると、全体のシルエットで一目瞭然だというから驚きだ。和歌山の・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン