ファーム日本選手権 つなぐ打線が機能して楽天2年ぶりの日本一

3回に決勝打となる2点適時打を放った渡邊佳[楽天]
10月8日(土)◎宮崎 
[楽]○松井友-弓削-内-高田萌
[神]●桐敷-小川-及川-岩田-岡留-馬場-森木
開幕9連勝を飾るなど首位を快走して2年ぶりにイースタンを制した楽天と、
ソフトバンクを振り切ってウエスタン連覇を果たした
阪神が激突した。阪神は初回、
高山俊のソロ本塁打で先制。

阪神は初回に高山が先頭打者本塁打を放ったが逆転負け
それでも楽天は3回、
渡邊佳明の2点適時打で逆転すると、
黒川史陽の適時打などで一挙5点を奪ってリードを広げる。その後も得点を重ね、8対2で2年ぶり2度目のファーム日本一に輝いた。

左から優秀選手賞の松井友飛[楽天]、MVPの渡邉佳[楽天]、優秀選手賞の高山[阪神]
フレッシュオールスターゲーム 期待の若手選手たちが奮闘!

劇的サヨナラ弾を放ったヤクルト・赤羽がMVP
7月23日(土)◎長崎 
[ウ]森木[T]-宇田川[B]-小木田[B]-田上[H]-福島[D]-坂田[C]-松木平[D]-岡留[T]-●大道[C]
[イ]達[F]-赤上[L]-徳山[DB]-柴田[S]-三浦[DB]-直江[G]-豆田[L]-廣畑[M]-○宮森[E]
[本]遠藤[ウ・T]、赤羽[イ・S]
長崎での開催は2014年以来8年ぶり。先発はイースタンが
達孝太(
日本ハム)、ウエスタンは
森木大智(阪神)と、高卒ドライチルーキーによる競演となった。ウエスタンは初回、
遠藤成(阪神)の先頭打者弾で先制。2回には二死三塁から
藤田健斗(阪神)が適時二塁打を放ち、5回にも
福元悠真(
中日)の適時打などで4対0とリードを奪った。一方のイースタンはその裏に反撃開始。相手投手陣の暴投などで4対4の同点に追いついた。
迎えた最終回、イースタンは先頭の
梶原昂希(
DeNA)が敵失で出塁すると、二死一、二塁とチャンスを広げた。そして
赤羽由紘(ヤクルト)が左翼席へ3ランを放ってイースタンがサヨナラ勝ち。MVPは赤羽、優秀選手賞には梶原と遠藤が選ばれた。殊勲の一打を放った赤羽は「つないでくれて回してくれたので、絶対に打ってやろうと思いました」と笑顔で振り返った。
イースタン・リーグ勝敗表 
※丸数字は引き分け
ウエスタン・リーグ勝敗表 
※丸数字は引き分け
表彰選手 イースタン・リーグ打撃10傑(△は左打ち)

※規定打席:チーム試合数×2.7[端数は四捨五入]
イースタン・リーグ投手2傑 
※規定投球回:チーム試合数×0.8[端数は最も近い1/3の値に切り捨てまたは切り上げ]
ウエスタン・リーグ打撃10傑(△は左打ち)

※規定打席:チーム試合数×2.7[端数は四捨五入]
ウエスタン・リーグ投手5傑 
※規定投球回:チーム試合数×0.8[端数は最も近い1/3の値に切り捨てまたは切り上げ]