開幕から1カ月を過ぎ、各球団30試合前後を消化。セは大混戦、パは開幕前の予想を大きく覆す結果となっている。今回は序盤戦12球団の現時点を本誌担当記者が採点してみよう。 ※成績は5月7日時点 ●セ・リーグ編 広島・巨人・DeNA・阪神・ヤクルト・中日 ●パ・リーグ編 日本ハム・ソフトバンク・ロッテ・西武・楽天・オリックス 
ここ数年、チームは5月が好調。主砲のバットが火を噴くか
整いつつある投打の形
3、4月は11勝12敗2分と我慢の戦いを強いられた。9勝18敗2分と大きく負け越した2016年の同月よりはマシな結果ではあるものの、今年も開幕ダッシュに失敗している。
負け試合は、投打が噛み合わず、勝ちパターンに持ち込んだはずのリリーフ陣が踏ん張り切れない試合が目立った。クローザー・
山崎康晃は4月13日の
阪神戦[横浜]、翌14日の
ヤクルト戦(同)と2夜連続で救援に失敗し、
パットンがクローザーに配置転換。そのパットンも時折、不安定さをのぞかせるものの、現時点では7回山崎康、8回
三上朋也&
砂田毅樹、9回パットンという方程式が確立しつつある。
先発は2ケタ勝利のノルマを課せられていた
石田健大(1勝)、
今永昇太(1勝)、
井納翔一(1勝)の3本柱が期待に応えられていない。特に石田は4月末に左ヒジ違和感のため登録を抹消。さらに先発で2勝を挙げていた新助っ人のクラインも、ファームで調整中だ。そんな苦しい投手陣の台所を救ったのが・・・
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