気温の上昇とともに、ペナントレースを熱くする2チームのリポートをお届けしよう。まずは破竹の11連勝で一気に首位に立った、セ・リーグのディフェンディング・チャンピオンの広島から。 写真=小山真司、佐藤真一 ※成績は5月26日時点 
打線ではバティスタの好調が目立つ。5月24日の巨人戦ではレフトの看板を直撃する11号[写真]を含む2発。24~26日の3連戦ではいずれも猛打賞
11連勝中6試合のQS
いよいよ王者が来た。
4月の苦しみがウソのようだ。昨年まで3年連続のセ・リーグ王者の広島は、5月11日の
DeNA戦(マツダ広島)から連戦連勝、25日の巨人戦(東京ドーム)まで勝ち続けて3年ぶりの11連勝(2016年6月14日~25日にかけて達成して以来)。22日に勝った時点で、昨年までの「定位置」だった首位に返り咲いた。26日の巨人戦(同)に敗れて連勝は止まったが、2位・巨人にこの時点で2ゲーム差をつけている。
何と言ってもこの連勝、DeNA戦に始まり(2勝)、
ヤクルトに2勝、
阪神に3連勝、
中日に2勝、そして巨人に2勝と、セ・リーグ全球団を総なめにしてのものだから価値がある。今季通算成績では、ヤクルトには3勝5敗と負け越しているが、もう精神的に苦手意識を持つ相手はなくなったはずだ。
この11連勝の内容を分析してみると、やはり第1の要因は・・・
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