6月4日に交流戦へ突入。2019年シーズンはホームラン数が増加し、セ・パともにやや打高傾向にある。とはいえ打線の特徴は12球団それぞれ。ここではラインアップをチェックしながら、序盤戦の攻撃陣を診断・分析しつつ、交流戦を含む中盤戦に向けた課題に触れる。 記録は6月2日時点 
序盤戦は43通りのオーダーを組んだ原監督。交流戦では400号到達の阿部を四番に据えた
二・三番が得点演出。大城、亀井らも好調
タイトルを逃した過去4シーズンと比較すると得点力はアップの傾向にある。交流戦開幕前時点で総得点、チーム打率、長打率、出塁率がともにリーグ1位。51試合中25試合で5点以上(1試合平均4.91点。ただし負け試合も含む)を挙げ、2ケタ得点は4試合を数える。エースの
菅野智之が腰の違和感で離脱し(6月9日に復帰)、序盤戦はリリーフの陣容が固まらずに失点がかさむ中、それでも貯金を保ったのは、打線が投手陣をカバーしたからだ。
主将の
坂本勇人と今季FA加入の
丸佳浩がけん引車。中でも昨季シーズン18本塁打の坂本勇が早くも19本塁打と、本塁打増で打点も増やしている。後ろを打つ丸にとっては打点を稼ぎにくい状況だが・・・
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