48歳でもまだまだプレーできる! 今オフに戦力外となった選手と独立リーグから56人の選手たちが参加。その中にはかつてプロ野球ファンを魅了した新庄剛志氏も参加した。12月7日、神宮球場で無観客での開催となった12球団合同トライアウトに挑んだ。その中で48歳の新庄が、圧倒的なパフォーマンスでNPB復帰に強烈アピールを行った。 取材・文=椎屋博幸 写真=桜井ひとし、BBM 
4打席目、ジュリアスのスライダーを「止まって見えた」とレフト前にタイムリー
シートノックから笑顔全快!
これぞスター。やはり持っている男だ。最終の4打席目。乾いた快音を残し打球はレフト前へ。二塁走者がホームへかえると「オオッ!」という報道陣の声が神宮に響き、新庄剛志は一塁で満面の笑みを見せた。
「1打席目は(打ち)急ぎ過ぎてしまった(二塁ゴロ)。3打席目は見過ぎて(二塁ゴロ)。そして最後、(二塁に)ランナーがいた。さあ、オレを見てくれ、という打席だった。いわゆるチャンスね」
打席では初球から積極的にバットを振った。1ボール1ストライクからスタートするトライアウトのスタイルもあるが、それ以上に積極性こそが新庄なのだ。1打席は、芯に当てながらの二塁ゴロ。2打席目は四球。3打席目は詰まっての二塁ゴロ。そして最後の4打席目は走者一、二塁とトライアウトで初めて得点圏に走者を置いた場面だ・・・
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