シーズン途中から“MVP”コールが大谷翔平へ送られた。この男が成し遂げた偉大な成績とパフォーマンスによるものだ。投打、そして足でメジャートップの数字をたたき出し、今季のMLBの顔になった。圧巻の1年を振り返る。 取材・構成=樋口浩一 写真=Getty Images 
エンゼルス・大谷翔平
ケガなく出続けられた
──アメリカでも二刀流に挑戦したい気持ちでやってきたと思います。自分の期待どおりだったでしょうか。
大谷 期待どおりであったかは、ファンの人とか、監督、コーチが決めるのかなと思うんですけど、1年間大きなケガなく出続けられたのは良かった。逆に言えば、もっと早い段階で、こういう形を作らなきゃいけなかったですし。ケガとかもありましたし、そういう意味では今年1年間ケガなくできて良かったです。
──今季、疲れがたまっている時期はありましたか。
大谷 そういうふうに感じる時期はあんまりなかったかなと思います。同じような感じでずっと出てはいたので、同じリズムでずっとこれたかな、と思います。
──なぜ4年目でこれだけ活躍できたのでしょうか。
大谷 手術をして、リハビリもいろいろな人に助けてもらってやれたっていうのは大きかった。環境が変化する中で1年目からケガをするのは左右できないことではありますけど。今年は特に・・・
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