韓国でも大谷フィーバーだった。初めて韓国のソウルで行われたメジャーの公式戦。ドジャース対パドレスの2試合が3月20、21日で開催された。開幕戦という位置づけで、ドジャースに移籍した大谷翔平に大きな注目が集まった。パドレスの開幕投手を務めたダルビッシュ有との初対戦。海を渡った2人の若き投手も、開幕戦に臨み、それぞれに甘い、ほろ苦いデビューを飾った。 写真=Getty Images ダルVS大谷、初対決

これまで一度もなかった2人の対決。意識しないと言っても2人とも必然的に意識してしまった対戦となった
韓国のメジャーファンも大興奮の2日間だった。日本のメジャーファンにとってもドジャースへ移籍した大谷翔平と、パドレスの開幕投手、ダルビッシュ有との初対決に期待を膨らませていた。3月20日、19時10分が過ぎたころにその瞬間が訪れた。
「球も素晴らしかったですし、1本なんとか打てましたけれど、何回もここからやっていくと思うので、また復習しながら」(大谷)
初回での初対戦はダルビッシュが外角低めへのスプリットで遊ゴロに仕留めた。しかし、3回での2回目の対戦では、今度はツーシームが高めに浮いたところを大谷がライト前へクリーンヒットを放ち勝敗的には1対1となった。「ヒットを打たれたあとに、自分の中でニコッとしてしまって、なんだかんだ情が入ってたんだなと思う」。対戦前にダルビッシュは私情は持ち込まないとしていたが・・・
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