この男の武器はパワフルな打撃だけではない。内外野を守れるユーティリティープレーヤーとしても存在価値を示す横尾俊建。セカンドで開幕スタメンも勝ち取った男のこだわりが詰まった“おにぎりグラブ”の全貌に迫った。 取材・文=松井進作、写真=高原由佳 3月30日の
西武との2018年シーズンの開幕戦(札幌ドーム)。絶対的なレギュラー不在と言われていたセカンドのスタメンを奪ったのは横尾俊建だった。パンチ力あるバッティングとずんぐりむっくりの体型で“おにぎり君”の愛称で2017年にプチブレーク。今シーズンは定位置確保に向けてファーストだけでなく、セカンドやサードの練習も精力的に積んできた。
一度でも横尾の守備を見た人ならその軽やかな身のこなし、やわらかいグラブさばきに目を奪われることだろう。決して華麗とは言えないが・・・
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