今季から主将を任された28歳がプレーでけん引している。
岡田幸文は持ち味の華麗な守備でチームに貢献。2年連続ゴールデングラブ賞に輝いた外野手はグラウンドで躍動している。
圧巻だったのは4月9日の
西武戦。本拠地QVCマ
リンは強風が吹き続ける難しい状況での試合だった。2回、センター前に落ちそうな当たりを、俊足を生かして打球に迫ると、スライディングをしながら好捕。3回にも懸命のスライディングを見せながらボールをグラブに収めた。次々とファインプレーを見せる名手に球場は酔いしれた。岡田は「風が強くてオーバーされることはないと思っていた。風でボールもなかなか落ちてこなかったので」とこともなげに振り返った。伊東監督は「守備でお金を取れる選手」と賛辞を惜しまなかった。
「打てないときは守らないといけない」と話す岡田だが、打撃面でも支えている。今季は主に九番を務めており、一番へつなぐ重要な役割だ。基本に忠実なセンター方向への当たりが目立ち、俊足も相手の脅威になっている。
伊東新監督の下、開幕から和やかな、良い雰囲気の中で戦っている。練習中はリ
ラックスした表情ながらも、お互いに声を掛け合い活気がある。試合に入ればベンチと一体になり最後まであきらめない姿勢が表れている。岡田は「全員がレベルの高い選手。常に明るく、元気でいれれば良いと思う。僕もプレーでどんどん見せていければ」と力強く語った。伊東監督も「チームにたくましさというものが浸透してきた」と手応えを感じ取っている様子。成長を続けるチームの先頭に立って、新主将は引っ張っていく。