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銀次内野手・悔しさを明日への力に代えて

 



 交流戦のラインアップの中に銀次の名前はなかった。昨季から不動の三番として打線を引っ張ってきたが、腰痛で離脱した。交流戦開幕の5月20日のDeNA戦(コボスタ宮城)こそ出場したが、5月22日の同カードからベンチを外れ、24日に出場選手登録を抹消。仙台市内の病院で検査を受けた結果、「第二腰椎横突起骨挫傷」と診断された。実戦復帰まで3〜4週間を要する重傷だ。

 強い責任感と地元への思いが、仇となった。5月17日の西武戦(秋田)の試合前に違和感を覚えたという。翌18日には地元・岩手での試合が控えていた。母校・普代小学校の生徒たちなど被災地の子どもたちを球場に招待し、自身も待ち望んだ試合。そのまま2試合に強硬出場したが、痛みは消えるどころか増す一方だった。星野監督は「痛みに強い選手」と評していたが、ごまかしがきかない状況にまで悪化した。

 現在は仙台市泉の二軍練習場でリハビリを続けている。まだランニングメニューなどは制限されており、腰に負担がかからないメニューをこなす日々を送る。芹田チーフトレーナーは「まだ復帰時期について言える段階ではない」と焦らずに治療していく方針。交流戦後の復帰を目指し、当面は、じっくりと回復具合に応じて練習メニューを決めていくという。

 銀次はそれまで42試合に出場し、打率.293、2本塁打、17打点。低調を続ける打線にとっては大きな痛手。チームの指揮を執る星野監督も、同じく腰痛で休養を余儀なくされた。

 今季の低迷ぶりを象徴する指揮官と三番の離脱。厳しい戦いは続くが、チームを離れた分、その悔しさを後半戦にぶつけるしかない。
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