ぶ厚い胸板に太い二の腕、強靭そうな下半身は、自主トレに同行した師匠と慕う
井口資仁(
ロッテ)とうり二つ。
李杜軒内野手が覚醒の予感を漂わせている。
フェ
ニックス・リーグの最終戦、対
ヤクルト(西都)の初回一死三塁、徳山の初球、外角直球をライト席へたたき込んだ。オープンスタンスからしっかりと軸足に体重を乗せたスイングで、ボールを引き付け強くたたく。その様も井口を彷彿させた。
11月8~10日に日本代表「侍ジャパン」と強化試合を行う台湾代表メンバーにも名を連ねている。「日本戦で勝負強さを発揮したい」。来季のレギュラー獲りへ、国際舞台を大きな布石とする。