2年目の
吉田凌投手が10月3日の
日本ハム戦[札幌ドーム]でプロ初先発のマウンドに上がった。初回は三者凡退と上々の立ち上がりも、2回に2安打を浴びて2点を奪われ、3回は3安打を許して4失点。2回2/3で6失点と、苦い一軍デビューとなった。
今季、ファームでは16試合に登板して6勝5敗、防御率2.37と好成績も、一軍のカベは高かった。「厳しさを知りました。真っすぐの精度がダメ。途中から投げる球がなくなった」と、2年目の右腕は猛省。それでも、福良監督は「マウンドさばきは良かった」と話し、11月25日に台湾で開幕するアジアウインター・リーグに派遣する模様だ。来季は一軍の戦力となるべく、経験を力に変えてレベルアップを期す。