
4月2日の始球式の様子
本拠地開幕戦となる4月2日の
広島戦(ナゴヤドーム)の始球式を、
中日OBで今年1月に野球殿堂入りを果たした
権藤博氏と
立浪和義氏が行った。2人はともに入団した当時と同じユニフォームを着用。投手・権藤氏、打者・立浪氏という、ドラゴンズの歴史を彩った選手の夢の対決となった。権藤氏は現役時代、「権藤、権藤、雨、権藤」とフル回転したマウンドの手前からだが、80歳ながら、ノーバウンドで直球を投げ込んだ。高めに入ったが、立浪氏はしっかりとライト前に弾き返した。
始球式での「打ち返し」は異例のことだが、2人は、“真剣勝負”を誓い合っていた。立浪氏は「こういう機会を設けてもらって、感謝しています」と話した。