
ナショナルズはメディカルスタッフへの高い信頼があるからこそストラスバーグと7年約191億円の大型契約を結んだ/写真=Getty Images
このコラムで以前書いたが、昨オフ、FAのジョーダン・ジマーマンが5年1億1000万ドル(年平均2200万ドル)でタイガースと契約、トミー・ジョン手術経験者で初めて9ケタの大台に乗った。
現地時間5月10日、さらに上を行く契約が発表された。ナショナルズがスティーブン・ストラスバーグと7年1億7500万ドル(約191億円=年平均2500万ドル、1ドル110円換算)の延長で合意したのである。「じん帯を付け替えたヒジは8年しか持たない」などと言われたこともあったのだが、ジマーマンは手術後5年投げての新たな5年契約、ストラスバーグは今季が復帰5シーズン目で、さらに7年契約だから「8年」は俗説と片付けられたのだろう。
それにしても7年とはすごい契約となった。トミー・ジョン手術経験者でなくても、この長さは先発投手にはリスクが高いと言われてきた。
ダルビッシュ有、マット・ハービーらにとってもいいニュースである。
ストラスバーグは09年のドラフト全体1位。快速球が売りで、メジャー・デビュー戦は大騒ぎだった。ただし・・・
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