
かつて立大でクリーンアップを組んだ那賀[左]と岡崎[右]が2018年、社会人ベストナイン受賞。今年で30歳[那賀は1月14日で29歳]となるが、老け込む年齢ではない/写真=小山真司
栄光の裏にあった挫折を糧に――
金屏風の前で2人は笑顔を見せた。2018年の社会人野球表彰式。1年前の現実からすれば、想像もできなかった。三菱重工神戸・高砂の那賀裕司は偽りのない思いを口にした。
「大学時代に四、五番を組んだ岡崎と同じ年に受賞できたことに縁を感じ、うれしく思う。現役を続けている同級生は自分と岡崎の2人。LINEでは『幸せやな!!』ときました」
那賀は大阪桐蔭高では
日本ハム・
中田翔、
西武・
岡田雅利と同期。立大のアスリート選抜入試の1期生として入学し、4年春には首位打者を獲得。同じく大阪・PL学園高でライバル関係にあった岡崎啓介も・・・
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