
1月27日のセンバツ選考委員会当日、室内練習場でインターネット中継を見守った。出場決定後、壮行会にて、吹奏楽部・チアリーディング部が校歌を演奏しながらエールを送り、須江監督と山田主将が挨拶した[写真=高橋昌江]
「夏王者」はあくまでも挑戦者
昨夏の甲子園で初優勝した仙台育英高。春夏通じて初となる東北勢の夢を叶えた。新チーム始動からわずか2週間で初戦を迎えた県大会では決勝で東北高に1対2で黒星を喫したが、東北大会では決勝でリベンジ。2年ぶりのセンバツ出場を引き寄せ、夏春連覇への挑戦権を得た。
世代が代わるため、これまで夏春連覇を達成したのは
広島商、中京商(愛知、現中京大中京高)、法政二高(神奈川)、池田高(徳島)の4校のみ。1982年夏、83年春の池田高以来となる5校目の偉業に挑むことになる。遊撃手として昨夏の全国制覇を経験した
山田脩也主将(3年)は「プレッシャーに負けているようでは日本一は取れない。重圧をいい緊張感に変えて、チーム一丸となって戦い、夏春連覇を達成したいです」と頼もしい。
センバツ出場校の発表で恒例だった、学校への電話がなくなった。仙台育英高では室内練習場に椅子を並べ、発表が始まる15時30分を前に全部員が着席。スクリーンに映し出される出場校を発表するインターネット中継を見守った・・・
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