
BCL最多安打数を新潟の稲葉と争う群馬・井野口。歴代1位の912安打超えを目指す
BCLは今季の公式戦ルールを発表した。試合は9回までで延長戦は行わない。昨季実施した時間制限は採用しない。
また今秋のプレーオフ日程も発表した。各地区の優勝チーム3球団とワイルドカード1球団(各地区2位の中で勝率1位のチーム)の計4球団が準決勝ラウンドを戦う。準決勝は全3戦2戦先勝で、9月18日から実施される。決勝ラウンドは翌週25日からで全5戦3戦先勝で行われる。
中地区展望
BCLの中地区(福島、群馬、新潟、信濃)は4月10日に開幕する。
昨季中地区を制した信濃は守備の要の2選手がNPB入りしたが、今季も戦力は充実している。福島で昨季10勝を挙げた
鈴木駿輔(聖光学院高)が移籍。今季新入団の内野手・
小西慶治(駒大)がオープン戦からそのパンチ力ある打撃を披露していて、投打に力のある選手が並ぶ。捕手2人が新人だが、3年目となる
柳沢裕一監督(元
巨人ほか)の指導に期待が懸かる。
群馬は
速水隆成(桐生一高)、
井野口祐介(平成国際大)らベテランを擁した打線は例年どおり迫力がある。特に井野口は883安打を積み重ね、歴代1位の新潟・
稲葉大樹(城西大)の912安打を射程にとらえる。2年目の
牧野塁監督(元
オリックスほか)の指導の下で昨季は地区3位だったチーム防御率(4.59)の投手陣に安定感が増せば、信濃との地区優勝争いが見えてくる。
昨季はプレーオフ進出を果たした福島は投手陣、野手陣ともに選手が大幅に入れ替わった。その中でも新主将の菊名裕貴(バイタルネット)、パンチ力のある2年目内野手・
園部佳太(いわき光洋高)ら野手陣に力のある選手が多い。投手陣をリードする捕手の森口練太郎(東海理化)も楽しみな選手である。震災10年目の節目で
岩村明憲監督(元
ヤクルトほか)も闘志を燃やしている。
5年連続でプレーオフ進出を逃している新潟は
橋上秀樹監督(元ヤクルトほか)を10季ぶりに指揮官に迎えてチーム再建をはかる。熊谷航(大体大)、
荒木友斗(加茂暁星高)らパンチ力のある新人野手、また左腕の新人3人が加わり、育成に期待が懸かる。昨季はチーム本塁打数がリーグ11位と長打力不足に泣いた打線が活発化すれば面白い。[リポート/岡田浩人]