BCLから最多8選手が指名を受け独立リーグへの注目度アップ。来季は7球団が1リーグで戦う。 リポート=岡田浩人 神奈川が新人入団発表」
神奈川は11月26日、藤沢市で新人14選手の入団発表会見を開いた。
来季3年目の指揮を執る
川村丈夫監督(元横浜)は10月のNPBドラフト会議で、独立リーグから過去最多となる23人が指名されたことを受け、「独立リーグへの期待が高まっている。『独立リーグで勝負するぞ』という選手が増えている」と注目度の高さを実感していることを喜んだ。
新人投手の中では最速151キロ左腕の
安里海(日立製作所)が即戦力の注目株で「目標であるNPBに自信を持って行けるように全力で勝負する」とコメントしている。原田京雅(三浦学苑高)は地元出身の強肩捕手で伸びしろの大きさが期待される。
川村監督は新人選手に「自分で考えて努力をすること、自分の長所をどう伸ばすかを考えて行動をすることが大切」と説き、「アマチュアに比べて試合数が多い」と体力強化に努めるよう呼びかけた。「NPB入りへの道はひとつではない。神奈川での経験を生かしてNPB入りしてほしい」と選手のドラフト指名と4年ぶりとなるリーグ優勝をファンの前で誓った。
7球団の1リーグ制に

来季は7球団が1リーグで公式戦を行う[写真は8月の信濃北地区優勝]
BCLは来季2024年シーズンの体制を発表した。
今季の8チーム体制からNPBファーム・リーグ戦に参加する新潟が抜けるため、1球団減の7球団になる。さらに今季まで採用していた「地区分け」を行わず、来季は7球団による「1リーグ」として公式戦を実施する。
4球団でリーグがスタートした07年以来17年ぶりの「1リーグ」による公式戦となるが、リーグの村山哲二代表は「各球団による代表者会議で議論を重ね、このタイミングでしか『1リーグ制』による公式戦ができないかもしれないから、7球団でチャレンジしてみよう、という結論になった」と話す。
南東北の福島、関東の茨城、栃木、群馬、埼玉、神奈川、そしてリーグのスタート時から加盟する信濃と、広範囲にわたるリーグ戦となるが、18年目の新たな“色”に期待がかかる。
なお、キャンプインの解禁日は3月7日、リーグ戦の開幕日は4月6日を予定している。
新潟の加盟資格が終了へ
BCLは新潟球団が来季からNPBファーム・リーグ戦に参加することが正式承認されたことを受け、12月末をもってリーグの加盟資格が終了すると発表した。
また、日本独立リーグ野球機構(IPBL)も新潟球団の賛助会員資格が今季で終了すると発表した。
IPBLはBCLなど国内の5つの独立リーグで構成され、各球団が賛助会員に加わっている。IPBLは新潟球団と「引き続き野球事業の推進を通してスポーツの発展に寄与するため、可能な限り連携してまいります」としている。