プロ野球12球団の選手や監督・コーチに、毎週決まったお題について自由に語ってもらうコーナー。今週のお題は「契約更改の思い出」です。 阪神・西田直斗内野手
育成契約になるときに村上氏からのアドバイスが心に響き、もう一度支配下を目指すと気持ちを切り替えた
1年前、支配下登録を外れて育成契約を結びました。正直、野球を辞めることも考えて家族や恩師の方々、信頼する先輩などいろんな人に相談しました。中でも近鉄、
西武で活躍されて、今は関西独立リーグ「06BULLE」の監督を務めている
村上隆行さんの言葉をよく覚えています。
僕は小中学生時に村上さんの野球塾に通っていたんですが、「育成枠でもプロに行きたい選手はたくさんいる。少しでも可能性があるのなら頑張る方法もあるんじゃないか?」と言われて。最後は「すぐに支配下に戻る」という気持ちで育成契約を結びました。今年の6月に支配下選手に戻れましたが、ここでホッとしているようではダメ。一軍で活躍できるように頑張ります。