打席での立ち姿が実にいい雰囲気を出している

筒香が大崩れしない四番になったのは、選球眼の賜物。どっしりと構える打撃フォームになってから、相手投手を飲み込む打者になった。そしてチームの打線も点から線になっていったわ/写真=BBM
先週号に続いて、
DeNAの話題を。ついにAクラス3位以上を確定させた。これによってクライマックスシリーズ初出場となる。このCS制度が始まったのが2007年やった。それまで優勝を逃せば、最下位も同じ……という脱力感を抱くだけのシーズン終わりだったけど、ここに下克上のチャンスができた。当然、Aクラスを目指すし、3位より2位よ。ファーストステージはホーム球場で戦えるし、営業的にもより上を狙える。そういう気持ちを持つことが新鮮で、どこのチームも消化試合はなし。目の色を変えて、最後の最後まで戦ってきた。
それでもセ・パ12球団ある中で、たった1球団、1度もCSに進んだことがないチームがDeNAやった。まさに10年目の正直や。CS10年目という節目のシーズンにDeNAが歩を進める。シーズンで
広島が25年ぶりの優勝を果たしたが、DeNAのCS進出は、ホンマ、新鮮で、よく戦い切ったと拍手を送りたい。
今週号の週べはそのDeNAのミニ特集と編集担当者から聞いた。あえて先週と重複するけど、オレはDeNAでも、CS進出の原動力になった選手のことを書く。あえて原動力と書いた時点で、読者の皆さんは誰のことか分かりますよね。
そらそうよ、ですわ。
不動の四番、若き四番。
筒香嘉智のことですな・・・
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