大卒2年目で一軍デビューはまだ実現していないが、大いなる可能性を秘めている。先発、救援ともにサウスポーは心強い存在となる。初昇格へ向けてスタンバイする。 
投手/2年目/24歳
技巧派左腕は着実に成長を遂げている。2年目の
渡邊佑樹が二軍で15試合に登板、防御率1.32(7月7日現在)と抜群の安定感を発揮。先発、中継ぎ、抑えとさまざまなポジションもこなす。「ボールの質が良くなってきた。変化球の精度も去年より良くなっている」と手応えを実感している。
2018年に横浜商大からドラフト4位で入団。縦に曲がり落ちるスライダーが武器で、キレのあるツーシームと緩急のあるチェンジアップが魅力的だ。今年に入って意識するのは左打者の内角を攻める投球で「外角へ投げるとレフト前へ合わされることが多々ある。抜けて甘く入ると打たれる怖さはあるが、厳しいコースに投げられないと勝負できない」と言う。
石井貴二軍投手コーチは「『左打者を抑えられるキャラ』を確立することができれば一軍が見えてくる。まずは内角に投げ切る勇気が必要。制球力は後々ついてくるので、今は多少粗っぽさがあっても・・・
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