今回登場するのは広島のドラフト4位ルーキー・韮澤雄也内野手だ。プロ入り当初はさすがに得意の打撃でも対応が難しかったというが、打撃、守備とも素質の高さは折り紙つき。力を蓄え開花を目指す。 写真=太田裕史 
内野手/1年目/19歳
19歳、開幕当初はファウルボールが多かった。花咲徳栄高で甲子園を沸かせ、U-18日本代表としても活躍した韮澤雄也にとっても、プロの壁は高かった。
「スイング自体が弱くて、プロの球に対応できませんでした。とらえた。そう思ってもファウルになってしまっていたのです」。
狙った球、甘い球は一発で仕留めたい。スイングスピードを速くするため、約1キロという重いバットを振り込んだ。同時に、下半身を使ったスイングを意識した。
打率は2割台前半、ホームランも放つことはできていない(10月11日現在)。しかし、野球センスの塊のようなルーキーは、地道な取り組みで成長を遂げている。スイングの土台と基礎体力を固めながら・・・
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