開幕して約2週間後の4月6日、まだ1年目の高卒捕手が一軍登録された。6試合に出場して無安打と異例の大抜擢に結果で応えることはできなかったが、貴重な経験は、19歳の新人に大きな刺激を与えた。未来の正捕手になるべく、ファームで鍛錬を続けている。 取材・構成=依田真衣子 写真=BBM 
捕手/1年目/19歳
高卒新人捕手ながら、4月に異例の一軍抜擢。守備に就くことはなかったが6打席に立ち、肌で“プロ野球”のレベルを実感した。5月21日に二軍降格後は、2試合連続弾(5月30日ロッテ戦、6月1日楽天戦)など貴重な経験を生かし、日々目覚ましい成長を続げている。 ───プロ1年目。新しい環境には慣れてきましたか。
内山 少しずつですが、慣れました。
──寮の隣部屋には、星稜高の1年先輩である
奥川恭伸投手がいるとか。
内山 そうなんです。なので、入寮したてのころは、奥川さんの存在がすごく心強かったです。
──いずれは、奥川選手との“星稜バッテリー”結成も期待されますね。
内山 奥川さんとバッテリーを組みたいなっていう思いはすごく強いですね。ですが、それが可能になるかどうかは自分次第だと思うので。1日でも早く、一軍でマスクをかぶれるように頑張りたいなと思います。
──木製バットになったことへの戸惑いはなかったのでしょうか。
内山 あまりなかったですね。高校のときも、練習はほとんど木製でやっていたので。それに・・・
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