
昨年までは「水戸っぽ」的な部分をマウンドで出していた美馬ですが、今年はカリカリしなくなった。それが成績にも表れています/写真=BBM
ソフトバンクも勢いを増してきました。それでも
楽天は6月16日現在で貯金19。好調の要因を攻撃面から2週間にわたり分析をしましたが、今週は投手面を話したいと思います。
まず、今年大きく変化したと思うのが、与田(
与田剛)投手コーチです。与田さんは現役引退後から野球解説を長くやってきました。野球解説者は、どうしても結果に対してのコメントが多くなります。そこで長くやり過ぎると、監督やコーチになったときに、先を読むということに関して、即効性が薄れていくんです。
与田さんは、WBC日本代表コーチの経験はありますが、短期決戦でのこと。長いシーズンを戦うのとは大きく異なります。何よりシーズンは約6カ月もありますから、先をしっかり見据えないといけません。監督に「あれどうなっている?」と聞かれたら、即座にいくつかの方法を示さないといけない。その部分は、私は楽天の事情を知らないので分かりません。分かる部分でいうと、コーチ1年目の昨年は、ピンチのときなどに・・・
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