
6月20日の楽天戦、8回裏無死一、三塁で打者・近本の打球は大きく跳ね上がる三塁ゴロ。この打球で三塁走者の木浪はかえれず。この状況での走塁のサインは難しいですし、常日ごろの走塁の意識が結果として表れるのです/写真=BBM
今週末にオールスターゲームが行われましたが、今週の私のコラムは、先週の話の続きをさせてもらいますね。6月20日の
阪神対楽天戦(甲子園)での走塁に関してです。古い話題になってしまいましたが、難しい場面なので引き続きお話します。
8回裏の阪神の攻撃。無死一、三塁。2対3のスコアで阪神が1点を追いかけていた場面。三塁走者はルーキーの木浪(
木浪聖也)。バッターは同じくルーキーの近本(
近本光司)。打者・近本の打った打球がホームベース上で跳ね、大きなバウンドで三塁ゴロになり、木浪は打球を目で追いかけるだけで、スタートは切れませんでした。この走塁に対し阪神の矢野(
矢野燿大)監督は残念そうな表情をして、木浪は江越(
江越大賀)と交代となり、ベンチで矢野監督から何やら注意を受けました。
先週は、この状況での走塁のパターンを説明しました。走塁で勝とうとしているチームなら「打球判断」が妥当だと思います。デーブ調べでは、セ・リーグでこの「打球判断」を取り入れているのは・・・
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