
今季7月31日現在で打率.271、7本塁打、21盗塁
気になるクセ
今回は、
阪神のルーキー、
近本光司選手について書いてみようと思います。新人王の有力候補の一人であり、盗塁も21。トップの
大島洋平選手が25盗塁ですから、タイトルも十分狙える位置にいます(成績は7月31日現在)。
身長170センチと野球選手としては小柄ですが、しっかりと“振る力”がある選手ですね。足も速いし、左中間や逆方向に強い打球を打ち返す力もあります。先日はオールスターの大舞台、しかも地元甲子園の試合でサイクルヒットを記録していますが、メンタルが強く、運もあるのでしょう。これからが楽しみな選手の一人です。
彼のスイングで少し気になるのは、バットが背中側に入ることです。構えのときにバットを担いだり、いろいろ動かす人はいます。それは単にタイミングの取り方で問題ないのですが、その後、振りにいく段階でバットのヘッドが投手側や背中側に入ると、どうしてもバットが遠回りになります。
こういうスイングですと、外寄りの球にはうまくタイミングが合って長打になることもありますが、インサイドはどうしても差し込まれやすくなります。本人の感覚なので、はっきりと・・・
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