
故障した左肩は日に日によくなっているという[写真は故障前]
新人らしからぬ完成度
この号(2020年3月9日号)が発売されるころには、すでにどのチームも実戦に入っていると思いますが、今年は開幕が3月20日と例年より早く、キャンプでの各チームの仕上がりもかなり急ピッチでした。
今年は、比較的長く沖縄・北谷のドラゴンズ・キャンプを見るチャンスがあったのですが、全体的に元気もありましたし、例年になく動きがいいなと感じました。
その中で特に注目したのは、二軍スタートですが、東邦高からドラフト1位で入団した新人内野手の
石川昂弥選手です。バッティングでは、ボールを飛ばす力もあるし、メンタルが強いのでしょう、醸し出す雰囲気に大物感があります。久しぶりにスケールの大きいドラフト1位らしい選手が入ってきたなと感じました。
右の長距離砲で、高卒新人とは思えぬパワーもそうですし、技術的にも体の前をグリップが通過し、バットが体から離れず、巻き付くようなスイングになっていました。金属バットの悪いクセも・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン