
長嶋監督を囲んだルーキーたち。前列左から安原政俊、加藤健、中列左から二岡、長嶋監督、上原、後列左から高野忍、進藤実、玉峰伸典、酒井純也
プロ野球の歴史の中から、日付にこだわってその日に何があったのか紹介していく。今回は1998年12月16日だ。
98年秋のドラフトで
巨人は逆指名により投打のNo.1選手を獲得した。1位が
上原浩治(大体大)、2位が
二岡智宏(近大)だ。この2人を含めた8人の新入団選手発表が同日行われた。
大学時代と同じ背番号19を背負った上原は「三振を取るのもいいけど、バットをへし折るのも気持ちがいい」、背番号7の二岡は「自慢の足を磨きたい」と頼もしいコメント。
ただ、初対面となった
長嶋茂雄監督に対しては「緊張して、あまり目を合わせられませんでした」(上原)と、新人らしく初々しさを見せていた。
写真=BBM