
寄付金の贈呈の様子(左からレオ、西武・居郷球団社長、児童虐待防止全国ネットワーク・吉田理事長、田沢事務局長、auじぶん銀行・臼井社長、ライナ)
西武がコミュニティプロジェクト「L-FRIENDS」で掲げている「こども支援」の基本理念である「青少年の健全育成」の一環として、昨シーズン、子どもの虐待をなくすことを呼びかける市民運動「オレンジリボン運動」に賛同し、「『SAVE THE HOPE(セイブ ザ ホープ)』ライオンズ オレンジリボン運動プロジェクト」を行い、この度、プロジェクトで集まった寄付金571万6879円を、認定特定非営利活動法人 児童虐待防止全国ネットワークに寄付した。
児童虐待防止全国ネットワークなどの統計によると、虐待による児童の死亡事例は年間50件を超え、1週間に1人、子どもが命を落としているという。さらに、2018年度の児童虐待相談対応件数は15万件を超え、年々増加。このような現状を知り、野球を通じて子どもたちを救いたいという想いから、本プロジェクトを立ち上げた。
昨シーズンは、オレンジリボン運動の啓発や支援活動を目的として、球団オフィシャルサイトなどで監督や選手のメッセージ動画を放映したほか、8月21日の
日本ハム戦で「『SAVE THE HOPE』ライオンズ オレンジリボン運動デー」を開催。監督、コーチ、選手がオレンジリボンのロゴが刺繍されたオリジナルキャップとオレンジカラーのユニフォームを着用して試合に臨んだほか、募金活動やチャリティーグッズの販売も行った。
また、本プロジェクトに賛同し、パートナーシップを締結したauじぶん銀行株式会社からも、昨年7月から今年2月末まで実施した「auじぶん銀行オレンジリボン運動募金」で集まった75万7837円を同団体に寄付。これらの寄付金は、子ども虐待防止の啓発のための事業、オレンジリボン活動の運営などに充てられる。
「『SAVE THE HOPE』ライオンズ オレンジリボン運動プロジェクト」にご協力いただきました皆さま、本当にありがとうございました。球場では、多くの子どもたちの元気な声援と笑顔があり、私たちはいつも子どもたちに勇気づけられています。野球場が子どもたちの未来と希望にあふれる場所であり続けるために、私たちも継続してこの活動を行っていきます。そして、子どもの虐待のない社会となることを切に願っています」と
辻発彦監督はコメント。
なお、今シーズンも引き続き、auじぶん銀行株式会社にサポートの下、「『SAVE THE HOPE』ライオンズ オレンジリボン運動プロジェクト」を実施する予定だ。
西武ライオンズ