
高橋光の直筆メッセージ(球団提供)
「今年も前橋で試合ができること楽しみにしていましたが、それがかなわず残念に思います。昨年、この球場で登板し、負けてはしまいましたが大きな転機となりました。また大きくなって群馬に戻れること楽しみにしています」と地元・群馬へメッセージを送ったのは
西武の
高橋光成だ。恒例となっていた公式戦の群馬開催が新型コロナウイルス感染拡大による球場変更のためメットライフドームになってから一夜。初の凱旋勝利は今年もお預けとなってしまった。
4月9日、高橋光は午前中、ライオンズトレーニングセンターの寮でダンベルを持ち上げるなど、ウエート・トレーニングを行い、その後はメットライフドームでキャッチボール、遠投を行い、最後は一緒に自主練習を行っている相方の
佐野泰雄を座らせて投球。自身の感覚を鈍らせない程度にカットボール、カーブといった変化球も交えて投げ込んだ。

直筆メッセージを記したボールを手にする高橋光/写真=球団提供
ブルペンに入る機会もなかなかない中で調整が難しいが、「いまだからこそできることをやりたい。シーズンに入ってからはなかなかできない筋肥大のトレーニングですね。ウエートにフォーカスをしてやっていきます」と掲げている自身のテーマをもとに黙々と調整を続けている。
月、火は練習、水曜日を挟んで、木、金は練習というスケジュールで調整を続けていく。「しっかりこの2日間で追い込むことができるのでいいと思う。いい環境、いいスケジュールの中でさせていただいていますよ」と前向きに話した。
西武ライオンズ