
投げても打っても、異次元の存在になってきた大谷[エンゼルス]。「DHで先発して抑えで登板」という夢まで見せてくれる!?[写真=GettyImages]
投の課題は四球だけ
大谷(
大谷翔平、エンゼルス)が、DHを解除した「二番・ピッチャー」で今季初登板し、第1打席でホームランも打ちました。最後は、交錯プレーで負傷して交代と、ちょっと不運でしたが、投げるほうも打つほうも、すごい結果を出してくれました。
投げるほうは、ストレートの走りも非常によく、フォーク(スプリット)に、時折投げるカーブ、スライダー系も効いていました。投げるほうの課題としては、あとはフォアボールを減らすことだと思います。彼は、軽く投げればストライクが入る、というタイプではないですから、全力で投げていく中で、カウントも整えなければならない。そこでストレートでしか行けない、ということになると、厳しいところに投げなければいけないので、フォアボールも増えてしまう。これをある程度、緩い球でカウントを整えられるようになれば、というところです。初登板の日も、5つフォアボールを出していましたが、これが2つ3つになれば、イニングも伸ばせます。
あとは、今年は
日本ハム時代とは違って、登板の前後でもDHで出ようという感じがあるので、疲労が出るかどうか。彼の中では「自分は投げないときも打てるし、走れる」という思いがあるのでしょう。だから・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン