ここでは2010年から19年まで10年間のセ・パ両リーグのベストナインを編集部で独自に選定。成績はこの10年で最も良い成績を収めたシーズン、もしくはタイトルを獲得したシーズンのもので、その年の写真をチョイスした。 ※成績下は同年の主な獲得タイトル 
2013年に圧巻の成績を残した田中
28戦無敗やNPB最多記録保持者多し
ソフトバンク勢、
西武勢(元含む)強し。一塁だけは
山川穂高[西武]と中田で意見が真っ二つに。ただ、レギュラーとしては実質直近2シーズンのみの山川ではなく、11年以降四番に座り、16年に日本一も経験している中田とした。投手陣は13年に(圧巻の24勝無敗で)勝率1.000の田中、通算337Hの宮西、17年54セーブの
サファテで、これらの数字はいずれもNPB記録だ。捕手では昨季MVPの
森友哉[西武]も挙がったが、次の10年に期待。外野手では
内川聖一[ソフトバンクほか]が選出の3人に肉薄した。
秋山幸二監督[ソフトバンク]、
栗山英樹監督[
日本ハム]が候補も、日本一の回数で工藤監督とした。
【先発】田中将大[楽天07―ヤンキース14~] 13年/28試24勝0敗1S、防1.27
MVP、沢村賞、最多勝ほか
【中継ぎ】宮西尚生[日本ハム08~] 19年/55試1勝0S43H、防1.71
最優秀中継ぎ
【抑え】サファテ[広島11―西武13―ソフトバンク14~] 17年/66試2勝54S3H、防1.09
MVP、最多セーブ)
【捕手】嶋基宏[楽天07―ヤクルト20~] 13年/率.257安115本4点48盗3
ベストナイン、GG賞
【一塁手】中田翔[日本ハム08~] 16年/率.250安142本25点110盗2
打点王、ベストナイン、GG賞
【二塁手】浅村栄斗[西武09―楽天19~] 18年/率.310安175本32点127盗4
打点王、ベストナイン
【三塁手】中村剛也[西武02~] 19年/率.286安142本30点123盗2
打点王、ベストナイン
【遊撃手】今宮健太[ソフトバンク10~] 14年/率.240安132本3点42盗10犠62
ベストナイン、GG賞
【外野手】糸井嘉男[日本ハム04―オリックス13―阪神17~] 14年/率.331安166本19点81盗31
首位打者、最高出塁率、GG賞ほか
【外野手】柳田悠岐[ソフトバンク11~] 15年/率.363安182本34点99盗32
MVP、首位打者、最高出塁率ほか
【外野手】秋山翔吾[西武11―レッズ20~] 15年/率.359安216本14点55盗17
最多安打、ベストナイン、GG賞
【DH】デスパイネ[ロッテ14途―ソフトバンク17~] 17年/率.262安125本35点103盗3
本塁打王、打点王、ベストナイン
【監督】工藤公康[ソフトバンク15~] 日本一4回(15、17~19年) 優勝2回(15、17年)