レンジャーズの有原航平投手は1日(日本時間2日)、本拠地でのロッキーズ戦に先発。約4か月ぶりの復帰登板となったが、3回1/3を投げて1安打3奪三振無四球1失点(自責点1)の好投を見せた。チームは5対9と逆転負けを喫している。
初回は先頭のジョー、3番ブラックモンをともにチェンジアップで空振り三振に打ち取るなど、三者凡退の順調な立ち上がりを見せる。2回以降も安定した投球を見せ、3回までは一人の走者も許さないパーフェクトピッチングだった。
味方打線が2回に5点を挙げ、5対0とリードして迎えた4回。有原は先頭のジョーを打ち取ったものの、続く2番ロジャーズにフルカウントから真ん中に入ったスライダーをはじき返されて中本塁打。初の被安打が本塁打となり、1点を失ったところでマウンドを降りた。
有原は5月下旬に動脈瘤を治療するために右肩を手術。5月8日(同9日)のマリナーズ戦を最後に戦列を離れていたが、メジャー復帰登板は上々の内容だった。