いよいよ2022年がスタート。各チームの補強も最終段階に入ろうとしている。ここでは最新メンバーリストを戦力分析とともにお届けする。 ※情報は2022年1月9日現在 
鈴木が抜けた場合の穴の大きさは計り知れない。四番候補・マクブルームは打線にハマるか
[2021年成績]セ4位 63勝68敗12分、打率.264、防御率3.81 ポスティング申請中の
鈴木誠也の去就が1月9日現在も未定だが、鈴木清明球団本部長は「向こう(MLB)に行く前提で進めている」として春季キャンプ不参加の方針を示した。
佐々岡真司監督も、鈴木のいない攻撃陣の整備に努めていく。
「四番」「正右翼手」両方の穴を埋めるのは簡単なことではないが、新戦力の四番候補としては、昨季3Aながら32本塁打のマクブルームを獲得。ただ、外国人は日本野球への対応力が未知数ということもあって、指揮官もほかに「西川(
西川龍馬)、坂倉(
坂倉将吾)、林(
林晃汰)あたり」と名前を挙げ、競争の中で理想とする「固定」できる形を見つけていく。また、マクブルームの本職が一塁ということもあって、起用ポジションのやりくりも考えどころだ。
試行錯誤が必要な攻撃陣に対して、
九里亜蓮、
大瀬良大地の2人がFA権を行使せず残留した先発陣はコマがそろう。あとは抑え・
栗林良吏へとつなぎ役を確立させられるか。ドライチ・
黒原拓未、ドラ2・
森翔平の新人左腕コンビの台頭も待たれる。
佐々岡監督も就任3年目を迎え、そろそろ結果がほしいところ。投打一丸となって現状を打破する。
担当記者のこの男の“ココ”に注目! 坂倉将吾

捕手/#31
攻守でチームの中心選手へ 新助っ人と並びこちらも四番候補だ。昨季、鈴木誠也に次ぐリーグ2位の打率.315と、持ち前の力強い打撃を見せつけた。守っては三塁に挑戦しつつ、「捕手で勝ちたい」と本職へのこだわりも。攻守でチームを支えていく。(Sg)
広島東洋カープ 2022 メンバー表
注釈:○=新加入、△=移籍、◇=去就未定(ポスティング申請中)、★=21年オフに支配下から育成、名前横は背番号、空欄は未定 【監督】
88佐々岡真司
【一軍コーチ】
79
河田雄祐、72
東出輝裕、△89
小窪哲也、83
朝山東洋、91
迎祐一郎、△87
高橋建、82
横山竜士、76
倉義和 【二軍監督】
71
高信二 【二軍コーチ】
90
玉木朋孝、93
赤松真人、92
森笠繁、75
廣瀬純、73
小林幹英、74
永川勝浩、84
植田幸弘 【三軍統括コーチ兼 矯正担当】
78
畝龍実 【三軍投手コーチ強化担当】
86
菊地原毅 【投手】
11九里亜蓮、12
大道温貴、13
森浦大輔、14大瀬良大地、○16森翔平、17
岡田明丈、18
森下暢仁、19
野村祐輔、20栗林良吏、21
中崎翔太、23
薮田和樹、○24黒原拓未、26
中田廉、28
床田寛樹、29
ケムナ誠、30
一岡竜司、34
高橋昂也、36
塹江敦哉、39
菊池保則、41
矢崎拓也、43
島内颯太郎、○45
松本竜也、46
高橋樹也、47
山口翔、48
アドゥワ誠、53
小林樹斗、57
田中法彦、58
藤井黎來、65
玉村昇悟、66
遠藤淳志、67
中村祐太、97
フランスア、98
コルニエル、○
アンダーソン、○
ニック・ターリー 【育成投手】
★120
行木俊、○122
坂田怜、125
戸田隆矢、○126
新家颯、○128
中村来生 【捕手】
22
中村奨成、27
會澤翼、31坂倉将吾、32
白濱裕太、40
磯村嘉孝、62
石原貴規、○64
高木翔斗 【育成捕手】
121
二俣翔一、123
持丸泰輝 【内野手】
00
曽根海成、0
上本崇司、2
田中広輔、6
安部友裕、7
堂林翔太、33
菊池涼介、35
三好匠、44林晃汰、51
小園海斗、54
韮澤雄也、56
中神拓都、61
矢野雅哉、69
羽月隆太郎、○ライアン・マクブルーム
【育成内野手】
○127
前川誠太 【外野手】
◇1鈴木誠也、5
長野久義、37
野間峻祥、38
宇草孔基、49
正隨優弥、○50
中村健人、○52
末包昇大、55
松山竜平、59
大盛穂、○60
田村俊介、63西川龍馬
【育成外野手】
124
木下元秀