143試合75勝67敗1分、勝率.528 @ホーム:47勝24敗、ビジター:28勝43敗1分、交流戦:7勝11敗 勝率.389 11位 投手力
2ケタ勝利投手が
マイコラスと
菅野智之だけで、数字上は不満が残るが、チーム防御率はセ・リーグでNo.1の中で、同最低の打率を記録した打線の援護が得られなかったことが最大の理由である。なかでも防御率がともに1点台だったマイコラス(1.92)と菅野(1.91)は、後者がセ2位で前者が同3位と、タイトルも狙える位置に。打線の援護が得られていれば、どこまで勝ち星を伸ばせていただろうか。
この2人以外にも開幕から5連勝で前半戦の話題をさらった
高木勇人が合格点の9勝、マイコラスとともに今季レンジャーズからやってきたポレダが8勝と、新戦力の活躍が目立った。一方で、
内海哲也は開幕からケガで2勝止まり。
杉内俊哉も中盤までで6勝を挙げたが、途中離脱、
大竹寛もケガと不調で3勝と、主戦を張るべき投手たちのケガが計算外であった。
リリーフでは
山口鉄也、
マシソンが前半戦は乱調も、ともに最終的には60試合以上登板で面目躍如。これに
宮國椋丞、
高木京介、新人の
戸根千明が台頭してきたのは、16年へ向けた明るい材料である。
また、
澤村拓一がクローザー転向で長年の懸案事項を解決。7勝36セーブ、防御率1.32は立派である。
攻撃力
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