昨年の新人王右腕であり、今シーズンも開幕から負けなしの4連勝を飾っている有原。このボールの習得で、ピッチングの幅が大きく広がったという新たな武器の習得方法と投げるコツを伝授してもらった。 取材・構成=松井進作、写真=小山真司 躍進を支える発展途上の新たな武器
アマチュア時代は投げてなくて、プロに入ってから覚えたボールです。落ちる系のボールはチェンジアップやタテのスライダーがあったのですが、もう1つ何か欲しいなと。それで昨シーズンの6月ぐらいに投手コーチの厚澤(和幸)さんや黒木(知宏)さんに「フォークを投げてみたいです」と言って、握りや投げ方を教わったんです。もちろん最初はなかなか思うように変化してくれませんでしたが、練習をしていくうちに少しずつコツをつかみ、8月ぐらいから実戦でも使うようになりました。おそらく対戦するバッターはシーズンの途中からいきなり投げ始めたので、少しびっくりしたんじゃないですかね。
前:人さし指、中指、薬指、親指の4本でボールをしっかり握る
僕の握りは少し・・・
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