テーマ2=正捕手不在問題
Q.“投手力”を生かすパートナーは? A.小林の堅実な守備に高評価 来春3月に第4回WBCを迎える侍ジャパンが、深刻な問題に直面している。過去3大会と比較し、決定的な違いは絶対的な正捕手の不在。初代王者となった2006年の第1回大会には
里崎智也(当時
ロッテ)、連覇を果たした09年の第2回大会には
城島健司(当時マリナーズ)、そして優勝こそ逃すも4強入りした13年の前回大会には
阿部慎之助(
巨人)がおり、いずれも強打と強烈なリーダーシップで投手陣をけん引している。が、「今の侍ジャパンには正捕手がいない」と
小久保裕紀監督が嘆く。「世界に通用する投手力が日本のスト
ロングポイント」とする指揮官にとっては、彼らの能力を引き出す正捕手の不在は頭の痛い問題。そこで今回の強化試合では「捕手の見極め」が1つのテーマとなっていたわけだ。
選出されたのは
嶋基宏、
大野奨太、小林誠司の3人。4試合で“絶対的捕手”まで評価を高めることは不可能だが、13年秋の小久保ジャパン立ち上げ時からキャプテンを任されてきた嶋にとっては第1捕手としての信頼回復(近年、
楽天での出場機会が減少)の、小林、大野にとっては第2、3捕手への生き残りを懸け、普段組まない投手との組み合わせで、いかに安定感があるところを見せられるかがポイントとなった。

大野奨太
今大会に限っては、投手陣がWBC使用球やWBC仕様の固いマウンドに苦しみ、制球を大きく乱して失点、暴投を繰り返すなど、捕手には不運な場面(全先発投手が失点)も散見されたが、
村田善則バッテリーコーチは・・・
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