投打に戦力はそろうも、主軸が低調で最下位に沈んだ今季。糸井の去就が気になるが、陽と新外国人の獲得で戦力アップを図る。 ポイント1:2016年分析 投打の軸が機能せず
投打の軸の低調が、そのままチームの成績に表れた。エース・
金子千尋は、わずか7勝(9敗)、
西勇輝も3年連続の2ケタ10勝も12敗を喫して貯金を作れず。救援陣も
佐藤達也、
コーディエの乱調が続き、逆転負けが多々。野手でも
中島宏之、
小谷野栄一の両ベテランがケガで戦線離脱、開幕から四番に座り続けたモレルはシーズンを通してバットが湿り、
T-岡田も開幕直後に不振で1カ月近い二軍暮らし。活躍すべき選手が結果を残せず、開幕直後につまずくと、一度も勝率5割に達することなく、最下位に沈んだ。
一方でシーズン終盤は来季へ向けた選手起用で収穫も手にした。ルーキー・
吉田正尚が故障復帰した8月から三番に定着して10本塁打。救援陣では
塚原頌平、
吉田一将、
平野佳寿の新・勝利の方程式を形成。さらに高卒3年目の
若月健矢、ルーキーの
大城滉二、
鈴木昂平ら、若手も台頭してチームが若返りを見せるなど、開幕から不振にあえいだシーズンではあったが・・・
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