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12球団補強最前線 2017-2018

【12球団補強最前線】阪神・若手育成をより強化し、就任3年目で投打全体の底上げへ

 

ドラフト、さらに日本シリーズも終わり、各球団の補強への動きが本格化してきた。果たして、あの選手をあの球団は本当に獲得するのか。いや、むしろ本当に必要なのか。今回は12球団の現状の戦力を分析し、補強ポイントを探っていく。
※情報は11月12日現在

監督 金本知憲(3年目)

二軍監督に金本監督と同じ野球観を持つ矢野燿大作戦兼バッテリコーチが就任し、片岡篤史打撃コーチがヘッドコーチとなり、投打全体の底上げをさらに図る


助っ人四番打者が欲しい


 2017年の貯金「17」での2位は中継ぎ・抑え投手陣とベテラン打撃陣の頑張りによるところが大きかった。中継ぎ・抑え陣にかんしては、ブレークした桑原がもし18年に失速しても、石崎や竹安といった同じくらいの力を持つ投手が数人控えており、ここの補強は必要ないだろう。

 ベテラン打撃陣は、四番を務める福留が41歳、糸井、鳥谷が37歳となり、今季と同じ働きを計算できるかといえば・・・

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