新たなユニフォームを身にまとい、開幕カードに臨んだ選手たち。新天地でどんなプレーを見せたのか。移籍選手たちの再出発の模様を追った。 巨人・丸佳浩 こんなもんじゃない

写真=前島進
軽く両手をパチンとたたき、二塁ベース上で見せた安どの表情が、古巣を相手にした苦しい開幕3試合を物語っていた。昨オフ、FAで
巨人入りした
丸佳浩は、大きな期待を受けて三番・中堅に座り、かつての本拠地で巨人デビューを飾ったが、
大瀬良大地から4三振とまさかのスタート。第2戦は四球を3つ選ぶなどらしさも見せたが、まだ快音が響かない。「修正をしていくだけ」と平静を装ってはいたものの、2年連続セMVP男の2試合連続快音なしは、誰も予想していなかっただろう。そうして迎えた第3戦、5回の第3打席だ。2対2の同点の二死二塁。
九里亜蓮が投じた真ん中のストレートを逃さなかった。快音を残した打球は、右翼の頭上を越え、フェンスに直撃。ようやくの1本に「まだまだ足を引っ張ってばかりなので」と話した丸に対し、
原辰徳監督も・・・
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