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2019変化球特集

12球団 球種&投球割合チェック【セ・リーグ編】

 

ここでは各チームの主力投手の投球を探っていこう。どんな変化球をどんな割合で投げているのか。また、チーム内の“すごい変化球”も紹介する。
データ提供=共同通信デジタル ※成績は5月23日終了時点。△は左投げ


広島・チーム防御率2.97(1位/12球団)


45試合26勝18敗1分 5セーブ20ホールド
与四死球179、奪三振328、失点168

■ここがすごい!大瀬良大地のカットボール
 カープのエースが主武器とする変化球。ストライクゾーンの中で勝負できるキレがあり、ボール先行のカウントでも使える。右打者には主に外角低め、左打者には内外角両方に配し、奪空振り率は20パーセントに迫る。


巨人・チーム防御率3.59(3位/12球団)


43試合24勝18敗1分10セーブ29ホールド
与四死球155、奪三振321、失点168


■ここがすごい!中川皓太のスライダー
 潔い投球割合ではないか。ただ、数少ない球種の中でもスライダーの威力はフォームと相まって元中日の鉄腕・岩瀬仁紀のそれを彷彿させる。対戦経験のある丸佳浩も「一度、ラインから外れてゾーンに戻ってくる。角度がエグイ」と絶賛する。



阪神・チーム防御率3.62(4位/12球団)


47試合24勝21敗2分10セーブ38ホールド
与四死球159、奪三振361、失点197


■ここがすごい!ドリスのフォーク
 今季4年目の絶対的守護神。ストレート系は平均152キロでフォークが平均139キロと球速差が少ないため、打者は投げた瞬間に判断がつきにくい。それがストライクゾーンに投げられたらまず、打ち崩せないのだ。


中日・チーム防御率3.74(6位/12球団)


44試合19勝25敗13セーブ41ホールド
与四死球170、奪三振328、失点168


■ここがすごい!鈴木博志のカットボール
 150キロ超のストレートと同じ軌道だが、打者の手元でわずかに沈む。それが鈴木博のカットボールだ。今季、鈴木博はクローザーを担う。重い球質のストレートを中心に組み立てるだけに、カットボールは三振が奪える球として機能している。


DeNA・チーム防御率4.00(9位/12球団)


44試合18勝26敗5セーブ21ホールド
与四死球198、奪三振348、失点192


■ここがすごい!山崎康晃のツーシーム
 デビューから5シーズン、(ほぼ)直球とツーシームだけで抑えに君臨し、昨年はセーブ王。今季の割合は55%がツーシーム。分かっていてもとらえきれないのは、球筋が不規則なうえに、微妙に高さを操っているから。やはり“魔球”だ。


ヤクルト・チーム防御率4.27(10位/12球団)


47試合21勝24敗2分10セーブ41ホールド
与四死球160、奪三振369、失点224


■ここがすごい!近藤一樹のフォーク
 かつてはストレートとスライダーがこの右腕の投球を支えていたが、昨季から新たに加わったのがフォークだ。開幕直前にその落差に手応えを得ると、実戦でも機能。リーグ最多の42ホールドポイントはこの新球が支えた。

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