ここでは各球団が構築している2020年型新打線をチェックしていこう。3月に入り、打線が固まりつつあるところから、試行錯誤を繰り返すところまで状況はさまざま。本誌が命名した看板名も含め、最も目を引くのはどのチームだろうか。 ※原稿や選手の情報は3月1日現在。攻撃力は各項目5点満点でA~C評価 リーグトップの得点力を誇った、坂本を二番に据える強力打線は健在で、今季はこれをグレードアップする。カギを握るのは一番に座る吉川尚。昨季も本来はこのポジションを期待されながら、開幕から11試合で一番を打った直後に腰痛で離脱し、最後まで戦線復帰は叶わなかった。その穴を37歳の亀井が埋めたが、機動力を使える吉川尚を本来の位置に据え、勝負強さもある亀井を下位に回すことで打線に厚みが加わる。と、ソロバンを弾いていたら、育成の
モタが予想外の猛アピールで2月28日に支配下昇格を勝ち取り、一躍、左翼(一塁)のレギュラー候補に。全球フルスイングでかつ粘り強さのある打撃は他球団には脅威だろう。原監督は計算の立つ亀井を切り札として起用したい意向を持っており、モタがつまづかなければ大ベテランをベンチに置く、願ってもいなかったオーダーで開幕を迎えることとなる。
忘れてはいけないのが・・・
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