ロッテによる下克上日本一(2010年)、楽天の球団創設9年目での初優勝、日本一(13年)もあったが、近年ではソフトバンク、西武が2強を形成。パ・リーグ激動の10年間を球団ごとに振り返ろう。 ※各球団ページの「王冠マーク」はリーグ優勝の年(CS勝ち抜けは含まず)。各年度の「MIP」はその年に最も印象的な活躍をした選手。エース、中継ぎ、抑えの人選は編集部が選出 
2018年、2年目の辻発彦監督がチームを10年ぶりの頂点へ導いた
優勝へのマジック3で迎えたソフトバンク3連戦に全敗するなど、あと一歩のところで優勝を逃す悔し涙でスタートした2010年代。11年から13年は中盤、終盤から息を吹き返してAクラス入りを果たすなど底力を見せていたが、
渡辺久信監督から
伊原春樹監督にバトンタッチした14年に暗転した。ケガ人が出るなど投打がかみ合わず開幕から低迷すると6月に伊原監督が休養し、
田辺徳雄打撃コーチが監督代行へ。楽天が最終戦に敗れたため最下位は逃れたが5位に終わると、正式に田邊監督となった15、16年も連続4位。優勝争いにも絡めず、弱小球団へと転がり落ちそうになったが17年、辻発彦監督の就任で潮目が変わった。
18年ぶりに古巣のユニフォームにソデを通した辻監督は遊撃に新人の
源田壮亮を固定、内野手の
外崎修汰を外野で起用、シーズン終盤には
山川穂高を四番に抜擢するなどチーム改革を断行。4年ぶりのAクラス2位に躍進させると・・・
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